春田康吏のLogbook

ある重度身体障害者の人生航海日誌。

ある女の子の話。

花見に行ったときの別の話です。
着いてすぐトイレに行きたくて、中央図書館のトイレに行きました。
案の定、並んでて障害者用トイレも障害の有無関係なく、普通に使ってるわけです。
それで僕も並んで、何分かして入れました。

いつもな感じで用を足していると、しばらくして、「トントントン」と扉を叩いてきます。
ヘルパーさんが、「入ってますよ」と言ってくれました。
それでも、またしばらくすると、「トントントン、まだですかー?」とちょっといら立った感じで、
子どもの声が返ってきます。何回か入ってますよと言ってくれましたが、
最後らへんは、かなり遊び感覚な感じで、トントン叩いてきます。

それで終わったので、ガラーッと扉を開けたら、
まさか車いすの人が入ってるとは思わなかったのでしょう(障害者用トイレだけど)
小学校低学年くらいの女の子でした。

はっ!とした顔になって、
まず最初に出たヘルパーさんに、しおらしく「ごめんなさい」と言ってました。
それで、僕の顔も見て、「本当にごめんなさい」と言ってました。

少しキュンとしました。

だから何ってこともないけど、印象的な出来事でした。