春田康吏のLogbook

ある重度身体障害者の人生航海日誌。

ミニスカートの予感

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その日、彼女はミニスカートで現れた。左足に補装具をつけて。
「また少し悪くなっちゃった」と笑いながら、彼女は言った。
僕は補装具をつけているということよりも、彼女がミニスカートを履くんだということに少し驚いた。
彼女とは今まで何回かデートしたことがあって、いろいろなところに一緒に行ったけど、一度もミニスカート姿を目にしたことはなかったからだ。
僕はそれまで、ミニスカートを履いている女性にあまり出会ったことがなかった。
僕のミニスカ経験値は極めて低かったためか、ドキドキした。
一緒に歩いている間、ついつい目線はミニスカートとそこから出ている細い足に目がいってしまう。
ガン見しないように自制しつつ、
僕らは会うと、お互いに写真を撮り合っていた。記念写真という意味合いで。
そして、彼女がイベントの係員から話を聴いている後ろ姿を僕は写真に収めた。
友人とは言えミニスカートの女性を後ろから撮るなんて、どこか背徳感のようなものを感じた。
家に帰ってから、写真の整理をしているとその写真が当然出てきた。
そのときに僕は予感めいたものを感じた。
トリミングして、編集して出来たのが最初の写真だ。
でも僕はとてもいいと思ったものの、彼女に使用許諾を得ないとと思った。
人によっては否定される写真だろう。
恐る恐る、「この編集の仕方は不愉快かな?」と聞いた。
そうしたらすぐに、
「そんなことないよ(*^^*)」と顔文字つきで返ってきた。

その言葉に僕は、温かい気持ちになった。