春田康吏のLogbook

ある重度身体障害者の人生航海日誌。

変わっていく投票所

投票所は近くの保育園になっている。車いすでも歩いて行ける距離だ。
残念ながら、すべての投票権を行使しているわけではない。
行けなかったというか、行かなかったときもあるが、大体は行っている。

2段階、段差があるのだが、
初めて選挙に行ったときは、2段階とも車いすを抱えてもらった。

特に選挙管理委員会に対して何か要望したわけでもないのだが、
そのうち1段階目だけ木製のスロープがついて、入り口は抱えられていたのだが、
最終的に今日、木製のきちんと測って作ったようなDIY感のあるスロープが、投票所入り口にもついていた。
ちなみに出口にはついていなかった。私は入り口から出ることになる。

そして記入する銀色の机が、車いす用と思われる低い机が1つ設置されていたのを初めて見た。

とは言うものの、ここまで来るのに10年以上。
一気に何かが進んだのは、障害者差別解消法の合理的配慮なのだろうか。と思うのは、うがった見方か。

私くらい重度になると郵便投票というのもありなのではと思ったことがあり、
調べてみたこともあるが、とてもとても手続きが毎回面倒くさそうで断念した。
近所だから向こうから自宅に来てくれてもいいのにと思うこともある。

ところで、株式会社仙拓の実質的支配者である松元さんがこんなことをおっしゃっていた。


あまり意識したことがなかったのだが、確かにそこそこ美人の若い女性がいた。
市役所の職員だろうが、毎回変わるので一期一会である。

僕はずっと「何人(なんびと)にも誰に投票したか見られたくない」という自意識が邪魔して、
いつも自分で一生懸命、投票用紙に書いて折って投票していたが、
あるとき、ほとんど知らない人で一期一会だし代筆投票でいいやと思ってスタッフにお願いしている。
福祉課の知っている職員がいたこともあるので、気をつけなければいけないが。

書く人と監視する人が2人ついて、指を指して書いてもらう。
大体は、おっさん2人だ。書く人も監視する人もおっさん。
松元さんの言う可愛い女の子に書いてもらいたいという願望があるが、まだ叶っていない。
むろん叶ったとしても、「貴女の名前を書いて」と口走ってしまい、投票所からつまみ出されるのがオチである。

最後に、いつからかこれをもらえるのが密かな楽しみである。
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投票したということを証明する機会が皆無なので何の役に立つのか分からないが、
しおりに使えるのである。
絵柄も違っていて、本好きとしてはうれしい限りである。
地域によっては違うらしいが。