春田康吏のLogbook

ある重度身体障害者の人生航海日誌。

読むと作文が書きたくなってくる短編集「人質の朗読会/小川洋子」

スマホゲームとSNSに追われて、なかなか本が読めていない2016年です。
でも、自分にしっくりくる本に出会うと、本っていいなぁと思います。

僕はスマホゲームやSNSは、夢中になってるわりには、
心に残らない、あまり思い出にならない傾向があります。

その点、感動した本や面白いと思った本は、心に刻み込まれるかなと思います。
そんな今年(2016年)読んだ本の中で、一番かなと思ったのがこちら。

人質の朗読会 (中公文庫)
中央公論新社 (2014-04-04)
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人質さんたちが、一人ずつ自分が書いた作文を読んでいきます。
その文が、とても真摯なんですね。人質になって緊迫しているにも関わらず。

人物が違うのにみんな似たような文体やストーリーということもありましたが、
もともと小川洋子作品が好きということもあり、ほとんどツボに入りました。
どこか村上春樹の文章に似てる気がするのは気のせいでしょうか。

僕も何か書きたいなと思わさせられます。

しかし、どうして朗読会をさせられていたのかは闇の中です。