春田康吏のLogbook

ある重度身体障害者の人生航海日誌。

なんちゃってバリアフリー

「急なスロープ」というのが、なんちゃってバリアフリーの典型例だろう。
障害者差別解消法によって努力はなされるべきだが、中途半端な努力によって迷惑を感じたり、事故が起こってしまったら本末転倒だろう。
それをするくらいなら始めから、お断りしてくれた方がいい場合だってある。
先日、あるレストランに初めて行った。あらかじめ電話問い合わせをしたときに、「室内入り口に段差がありますがスロープをお出しします」とのことだった。
情報はそれだけである。
行ってみたら、駐車場から長い急な階段があり、一般の人はそこを上って店の前まで行く。
おかしいと思い聞いてみたら横の狭くて急な坂道を車で上がって店の横に車を停めてくださいとのことだった。
行ってみると、ギリギリ車2台分のスペースがあるが、既に1台停まっており(営業開始時間から行ったので店の車だと思われる)自分の車を止めたら、車の間を通って店に行きづらい状態だった。
おまけに坂道の途中で傾斜であったり、砂利の部分と舗装してあるところがごちゃ混ぜで、店内に入るまでに一苦労した。
店側は配慮しているつもりだろうが、これはお断りしてくれた方が良かったと思ってしまった。
もうこの店に行くことはないだろう。